Door Helper
最終更新 : 2019/07/13
最終更新 : 2019/07/13
ギミック/ロジックシステム。「Single」「double」「Slide」の3パターン。
ドアをボタンを押して開閉できるようにします。マイクロチップでさまざまな調整ができます。
ドリームズユニバースのドアはコネクタで周囲につないで、物理で押し開けるのが主流でした。ボタンでドアを開けたいと思いましたが、ロジックを作るのは手間だったので、ギミック化しようと思いました。
ゲーム内で「Door Helper demo」を公開していますので、そちらも確認してください。
マイクロチップを開いて、青いマイクロチップやスイッチ、数値スライダーを調整してください。名称通りの内容が変わります。
近付くと勝手に開くようにできます。 マイクロチップ「Button and Display > Open/Close」内のスイッチ「Auto open」「Auto close」をオンにしてください。この場合、「Manual open」「Manual close」は無効化されますので、手を入れる必要はありません。
マイクロチップ「Sound」にお好みの効果音を配置してください。各ノードと効果音の電源をつないでください。 ノードは上から順に「開きスタート」「開き途中」「開き完了」「閉じスタート」「閉じ途中」「閉じ完了」です。 開き/閉じ途中はシグナルが継続されますので、「ギギギ……」などの効果音はリピートさせてください。
##高度なカスタマイズ方法
トリガーゾーンに関係なく、何らかのシグナルでドアを開閉したい場合は、「Trigger Zone」内のスイッチをオフにします。
すると「Manual open」「Manual close」マイクロチップが常時有効になります (自動ドアスイッチは無視されます) ので、中身を自由に作ってください。
デモをチェックしてください。レシーバーだけ配置して、外からシグナルを送り込んでいます。
ちょっとした情報です。
シングル/ダブル版では、回転ポールを配置して、これに連動させてドアを回転させています。
これに対してスライド版はキーフレームで動くようになっています。
「シングル/ダブルもキーフレームでドアを回転させれば良いのでは?」とお思いになったことでしょう。実際私もそう思いました。シングル版が完成した後に気付いたので、「徒労だったな」と茫然自失しました。
ただ、実際にキーフレームを使ってみると蝶番側が少しスライドすることが分かりました。スライドをなくすためにはコネクタで可動域を作ればいいのですが、せっかくコネクタでつないだならそのまま体当たりで開けばいいじゃんと思います。
ということで、回転ポールのまま公開に踏み切りましたとさ。
赤いポールと青いポールがモーターボルトでつながっています。赤いポールが親です。
パラメーターで角度と時間を指定できますが、そこからモーターボルトの回転スピードを設定しています。当初は閉じる時間を別に指定できるようにしたかったのですが、誤差を吸収する効率的な方法が思い付かずに断念しました。
なお、ドアとポールの位置調整の際に青いポールを動かそうとすると、初期位置が回転してしまいおかしくなります。ご注意ください。
スライド版のキーフレームまわりを見た方は、「なんでスロー電力を使わないの?」と思ったはずです。わざわざタイマーを使って電力供給しています。
最初はスロー電力を使っていたのですが、あれはスタート直後とゴール直前に強く影響するようです(初めて知りました)。試しにスロー電力の時間を長くして開閉してみてください。ほとんど開いている、閉じている状態が続いていることが分かります。
他の仕掛けに流用するためにも、「均等な時間をかけて開閉状況が進む」という風にしたかったです。ということで、タイマーを使うことにしました。
溟犬一六(めいけんいちろ)。雑種のクリエイター。ハンドル名はガバチョなど