マダミスのこと
最終更新 : 2023/04/06
最終更新 : 2023/04/06
明けましておめでとうございます。おや、もう4月ですか。久しぶりの日記です。
皆さんはマーダーミステリー(マダミス)を知っていますか。
TRPG・人狼ゲームなどの要素を併せ持ったゲームのことです。
どうして急にこんな話をするかといえば、オンラインでマダミスを遊んでいる動画を最近観て、面白かったからです。ちなみにその動画の公開日は2年前。我ながら流行りに疎いものです。
せっかくなのでマダミスがどんなゲームなのかを簡単に説明します。
進行役(ゲームマスター)の指示の下、プレイヤーたちは殺人事件の真相を解き明かそうとします。事件の経緯のテキストを読んだり、手掛かりのカードを引いたり議論を行ったりしながら、犯人を正答できればプレイヤーの勝ち、正答できなければ犯人の勝ちです。ちなみに、犯人役はプレイヤーの中に潜んでいます。犯人は議論を誤った方向に導いたり、重要な手掛かりを隠したりできます。
プレイヤーには事件の謎を追うこと以外に、割り振られたキャラクターを演じることも求められます。キャラクターは表の顔と裏の顔を持っていて、裏の顔に合わせた隠しミッションをこなすことで得点をもらえます。例えば特定のカードを集めるとか、ある情報を隠そうとするといったものです。これによって犯人ではないプレイヤーも怪しく見えてきて、疑心暗鬼が生まれるという寸法です。
上記ルールはあくまでオーソドックスなものであって、ゲームごとにルールは変わります。裏のミッションがなかったり、カードがなかったりします。ゲームマスターがおらず、プレイヤー同士で進められるシナリオもあります。殺人事件が起きない、日常の謎を扱うシナリオもたくさんあります。
ゲームルールも含めて、作品の全てを作者がデザインできる、自由度の高さが面白いところだと思います。
知らない人同士で気軽に遊べるアプリもあるようです。こちらの場合はテンプレートに当てはめてシナリオを作るので、「この作者はどういうゲームを作ったのかな」という一番面白いところが味わえないかもしれません。ま、手軽なのが一番という考え方もあるでしょう。
元々中国で流行っていたものが日本にやってきたらしいです。コロナ禍のおうち時間が増えたのをきっかけに、Discordなどの音声チャットツールやTRPGを遊ぶためのオンラインツールを使うタイプの作品が重宝されました。今後はオフラインで顔を合わせて遊ぶ形に戻っていくでしょう。
で、それがどうしたかというと自作しました。もちろんオンライン形式です。作品はBOOTHで公開しています。興味のある人はチェックしてみてください。
BOOTHには無料のゲームもたくさん公開されていますので、まずはそちらをチェックして、マダミスとはどんなものか、見てみると面白いと思います。
※マダミスはミステリーですので、内容を知ってしまうと二度と遊べなくなります。まれに複数回遊べるものもありますが、基本的には「一生に一度しか遊べない」ものです。そこも売りの一つですので、動画で眺めるだけでなく、仲間を集めてゲームプレイするのがおすすめです。
またネタバレ厳禁の風潮が強いですので、SNSに感想を書き込む際は十分にお気を付けください。「ネタバレするな」と蜂の巣にされるかもしれません。血が流れるのは創作物の中だけで十分です。
ということで、マダミスの紹介と宣伝でした。
それから、pixivFANBOXを始めました。
ツクールプラグインのことや制作裏話のことなどを書いていこうと思います。
興味のある人は覗いてみてください。ホームページ(ここ)の日記よりは更新したいと思います。
溟犬一六(めいけんいちろ)。雑種のクリエイター。ハンドル名はガバチョなど